ポイント=現代日本の自殺理由
「生きるのに必死で、死のうと考えたことなどなかった」と終戦(第二次世界大戦)直後を述懐するのは、乾物メーカー伊勢惣の足立開作代表取締役。兵隊として赴いた九州の出撃基地から、東京・板橋区の自社に復員してからの話▼食料はもちろん、衣料など生活に必要な最低限の物資も乏しい時代だったことはいうまでもない。食料難から餓死者も出たという。しかし敗戦で自決した人を除けば、自殺した人はあまりいなかったようだ ▼現代の日本。自殺者はここ数年、一向に減らない状況が続いてい
「生きるのに必死で、死のうと考えたことなどなかった」と終戦(第二次世界大戦)直後を述懐するのは、乾物メーカー伊勢惣の足立開作代表取締役。兵隊として赴いた九州の出撃基地から、東京・板橋区の自社に復員してからの話▼食料はもちろん、衣料など生活に必要な最低限の物資も乏しい時代だったことはいうまでもない。食料難から餓死者も出たという。しかし敗戦で自決した人を除けば、自殺した人はあまりいなかったようだ ▼現代の日本。自殺者はここ数年、一向に減らない状況が続いてい