カスミ、都内初「オリナス錦糸町店」で都市部MDを検証
カスミ初入店のオリジン東秀の量り売り惣菜売場
野菜と浅漬けの素の関連販売で提案にも力を入れる
カスミは東京都内初出店の「フードスクエアカスミオリナス錦糸町店」(東京・墨田区)で、少人数世帯をターゲットにしたMD(商品施策)を検証する。新店ではイオングループのオリジン東秀を初めてテナントに導入したほか、陳列スペース28尺でカット野菜・フルーツを展開するなど簡便性や即食性に注力した。藤田元宏社長は同店について、「これから小家族、高齢化を迎える中、店作りのモデルケースになる。商品や量目、値ごろなど学ぶべき点が多い」と意義を説く。年商目標は28億円を見込む。(山本仁)