住友商事、農業用殺菌剤メトミノストロビン事業権を買収 穀物収量増への貢献目指す

卸・商社 ニュース 2014.04.16 10993号 02面
大豆農場への農薬散布

大豆農場への農薬散布

 住友商事は、100%子会社である住商アグロインターナショナル(以下「住商アグロ」)を通じ、バイエル クロップサイエンスが保有する、農業用殺菌剤であるメトミノストロビンの日本を除く全世界の事業権を買収した。(田村幸治)  世界の穀物生産量は、人口増加や所得水準向上による食生活の変化などから、1970年に比べ約2倍の水準にまで増加した。農地面積も拡大し続けているが、2050年ごろに予想される食料需要を賄

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