13年冷凍食品国内生産、家庭用拡大で過去最高 円安下、金額伸び限定的

 冷凍食品の2013年(1~12月)国内生産量は、前年比5.0%増の155万0085tと4年連続で増加し、過去最高だった06年の154万5204tを抜いて記録を更新した。内食志向の強まりや各社の製品開発努力もあり、家庭用が大きく伸長した。業務用も景気の持ち直しを反映し、堅調な推移となった。金額(工場出荷額)も5.3%増の6774億円と3年連続で増加したが、円安転換後の原材料など輸入コスト上昇を踏まえると、価格転嫁が不十分で伸びは限定的といえる。日本冷凍食品協会が16日、発表し

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介