キリンビール、クラフトビール参入 ブランド運営会社も立ち上げ 当面はチャネル限定
テスト品を持つ磯崎功典社長
日本のビールが多様化する中、大手メーカーが動き出した。キリンビールの磯崎功典社長は16日に東京都内で会見し、自社クラフトビールブランドを運営する新会社の立ち上げを発表するとともに、クラフトビール市場への参入を明らかにした。当面は東京・横浜のブルワリー併設店舗での樽生の提供と自社通販サイトでの瓶アイテム販売に限定するが、「20年にはビール市場全体の3％にあたる6万～7万klを製造、売上げで150億～200億円、利益で60億～70億円を見込む」（磯崎社長）考え。既存のクラフトビ
