カルビー、10社と共同で防災の日・復興支援キャンペーン展開 買い物通し被災地支援

総合 キャンペーン 2014.07.28 11044号 03面

 カルビーは、大塚食品、佐藤食品工業、三立製菓など食品企業や王子ネピア、パナソニックなど他業種10社と共同で「ともに生きる!」をテーマに防災の日・復興支援キャンペーンを8月25日から全国小売業店頭で実施する。環境省が東日本大震災の被災地復興に向けた支援の一環として推進する、被災地の事業者が発行する森林吸収系および排出削減系クレジット(J-VERクレジット)の販売を、普段の買い物を通して支援することにより、復興のための資金還流を促すことを目的とする。

 キャンペーン参加店舗における対象商品の納品数量×1円と、キャンペーン用POP納品数×2円の合計金額を原資とし対象プロジェクトに均等に配分して支援するもの。消費者は、店で対象商品を「買う」だけですべてのプロジェクトの支援につながる。

 同キャンペーンは、13年度全国の小売業119企業3582店舗が参加し、今年は、日本スーパーマーケット協会、日本チェーンドラッグストア協会、日本フランチャイズチェーン協会、日本加工食品卸協会、全国菓子商業組合連合会の後援を得た。

 支援対象プロジェクトは、(1)米川生産森林組合有林間伐促進森林吸収プロジェクト(宮城県登米市)(2)登米市市有林間伐促進森林吸収プロジェクト(宮城県登米市)(3)茨城県石岡市森林カーボンオフセット協議会による間伐促進型プロジェクト(茨城県石岡市)(4)一関市市有林における森林吸収量販売プロジェクト(岩手県一関市)–など計15プロジェクト。

 参加企業は、大塚食品、王子ネピア、佐藤食品工業、三立製菓、アルファー食品、森下仁丹、八葉水産、パナソニック、カルビーポテト、カルビー(順不同)で、カーボン・オフセット協力監修として三菱UFJリースも参加する。

 (青柳英明)

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