カゴメ、「凛々子」をサンプリング 全国で展開中

飲料 キャンペーン 2014.08.29 11058号 07面
「野菜の日」の売場

「野菜の日」の売場

サンプリングの様子

サンプリングの様子

 【九州】カゴメは24日、8月31日の「野菜の日」にちなんで、イオンモール香椎浜店で生トマト「凛々子」(りりこ)のサンプリングを行った。

 当日はイオン九州の柴田祐司社長のほか、カゴメから大嶽節洋副社長、増田和俊九州支店長が参加。来店者に一袋3個程度の「凛々子」が先着600人にプレゼントされた。

 「凛々子」品種はカゴメが開発したトマトジュース用の加工用トマトで、同社研究開発本部の約7500種類のトマトの種子から自然交配によって生み出したもの。ジュースに適合した品種となっている。「凛々子」の特徴は一般的な生食用トマトに比べて、加熱調理に向いていることや完熟時においてリコピン含有率が約3倍程度含まれている。果皮は一般のトマトが薄くやわらかく、皮が口に残らないのに対して、輸送や加工するため、実が割れにくいように厚く硬くなっている。

 収穫時期も一般トマトが一年中、温室栽培で完熟前に収穫し、流通段階で追熟させるのに対し、夏季だけの栽培で完熟して収穫、露地栽培となっている。このサンプリングは全国で行っており、同社トップ、役員による配布は全国15店舗。社員、マネキンも含めた配布では約100店舗で行っている。

 (堀江勝)

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