新進、ミャンマーで合弁 乾燥野菜を育成、既存品原料確保
イエ・ミイン・マウン・ミャンマーベル社長(左)と籠島忠作新進社長
新進はミャンマーに進出する。現地法人「ミャンマーベル社」と合弁で野菜加工品を中心に食品の生産と販売を行うと10日、発表した。ミャンマーベル社はラーメンの具材に使うキャベツの乾燥工場をすでに稼働しており、新進は30%の資本を投入する。ミャンマーの農業資源の活用、中国に集中していた原料調達拠点の分散、技術供与による新製品開発と生産拠点としての発展が期待できるとして合弁事業を締結した。今後は塩蔵漬物原料、ミクロペースト原料、チルドポテト、漬物などの最終製品も生産する計画で、15年