キリンビール近畿圏統括本部、シェア向上へ「淡麗プラチナダブル」サンプリング

酒類 キャンペーン 2014.09.12 11068号 05面
店頭に立つ藤本勤也本部長(中央)

店頭に立つ藤本勤也本部長(中央)

 【関西】キリンビールマーケティング近畿圏統括本部は2日、阪急オアシス石屋川店(兵庫県神戸市東灘区)で、藤本勤也キリンビールマーケティング常務執行役員近畿圏統括本部長が先頭に立ち、新商品「淡麗プラチナダブル」の発売に合わせたサンプリングを行った。

 近年の健康意識の高まりや、ビール各社の新商品発売を背景に、昨年はビール類市場で機能系商品の販売数量は前年比5%増(キリンビール推計)となるなど市場は拡大している。今回、キリンビールは、おいしさと機能性を両立した「淡麗プラチナダブル」を上市しシェアアップを狙う。

 同品は発泡酒カテゴリーで培った技術を投入。「淡麗ダブル」で使用した世界初の特許技術「プリン体カット製法」をさらに進化させ、プリン体99%カットからプリン体0.00への低減を実現。また、「プリン体0.00×糖質0」ながら、淡麗シリーズならではの本格的なうまさが味わえる機能性発泡酒として展開する。

 藤本勤也近畿圏統括本部長は「プラチナダブルの発売に合わせ、社長を先頭に全国の統括本部長が店頭でサンプリングを行う。12万缶のうち6万缶を近畿では予定している。スーパー、酒販店さんにご協力いただいて一気に認知度を上げる。プラチナダブルは初回出荷約35万ケース。年間販売目標の約3割を達成した。各社の製品が並んだ。まずは一次予選を突破し、シェアアップを狙っていく」。高田裕阪食加工商品部グロッサリー課バイヤーは「同様の特徴を持つビール3社の新製品の発売日が重なるのは珍しい。バイヤーとして市場の盛り上がりを期待している。健康市場は今後拡大すると見ているので、まずは4社とも扱うが定番採用はアイテムを絞ることになると思う」とした。

 (田中秀哉)

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介