家庭用紅茶、V字回復へ重要局面 各社が大規模施策
試金石となる秋冬商戦を迎える家庭用紅茶
家庭用紅茶が、V字回復へ重要局面を迎えている。市場では近年、成熟産業としての安定推移から一転、競合市場との露出格差などにより縮小が続く。リーフなど高単価分野の大幅減も重なり、市場規模は2年連続の大幅割れを強いられた。再興へ待ったなしの中、専業各社では近年まれに見る大規模施策に取り組む。アイテム・露出・啓蒙(けいもう)策などモノ・コトの両面で好材料は揃っており、試金石となる秋冬商戦を迎えている。=関連記事9面(村岡直樹)