トマト加工品特集:進むジャンルの多岐化 脱価格訴求が必須

農産加工 特集 2014.09.19 11071号 15面
「大人」「国産」「ハーフ」などニーズ多様化への対応が進むトマト加工品売場

「大人」「国産」「ハーフ」などニーズ多様化への対応が進むトマト加工品売場

 秋冬商戦を迎え、ケチャップやトマトソースなどのトマト加工品が需要期を迎えている。同市場は食の欧米化に伴い市場を確立、近年では内食需要や味覚ニーズの多様化を背景に調理ソースや簡便性商品などが多く登場するなど、急速にジャンルが多岐化している。需要は堅調で各チャネルで売場を堅持している半面、コスト環境は依然厳しく、健全化へ向けた脱価格訴求が必須の状況にある。2年前の健康ニーズなどによる特需が記憶に新しいが、市場では現在、多様化する世帯構成・食シーンに対応する価値戦略が主流となって

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