灘五郷酒造組合、飲酒スタイル提案・海外展開に力 新トップが抱負

酒類 ニュース 2014.09.19 11071号 16面
嘉納健二理事長(左)と山邑太左衛門副理事長

嘉納健二理事長(左)と山邑太左衛門副理事長

 日本酒“酒どころ灘”の灘五郷酒造組合が役員を6月に改選、改選後初めて、嘉納健二新理事長(白鶴酒造代表取締役社長)と山邑太左衛門新副理事長(櫻正宗代表取締役社長)同席の会見が12日に開かれ、今後の同組合の方向と抱負を発表した。両氏は、酒類市場で日本酒の低迷がささやかれる中、和食がユネスコ無形文化遺産に登録されるなどの追い風が吹き、日本酒好きの女性ファン、シニア層の拡大など新たな需要層は確実に広がり、灘ブランドのより一層の発展が期待できると意気を上げた。(中堀隆)

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