CVS7社中間決算、業態戦略で最大手に対抗 さらなる再編の機運も

小売 決算 2014.10.15 11083号 04面

 主要コンビニエンスストア(CVS)7社の15年2月期中間決算は、増収増益を更新した最大手セブン-イレブン・ジャパン(セブンイレブン)がリードし、ローソン、ファミリーマートの2社による追撃、中堅企業の立て直しの構図がより鮮明になった。最大手に対抗するためローソンは小型の複数業態戦略で挑む。ファミリーマートもドラッグやスーパーなどと組んだ一体型店の開発を進める。中堅はカフェ業態で成長の活路を見いだすが、上位との格差が広がる中、さらに業界再編の機運も高まりそうだ。(山本仁)

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