菓匠三全、創立67周年で「萩の月」新CM発表

菓子 キャンペーン 2014.10.22 11086号 05面
左から、田中裕人社長、岩田華怜、熊谷和徳

左から、田中裕人社長、岩田華怜、熊谷和徳

 仙台を代表する銘菓「萩の月」などを製造販売する菓匠三全は15日、東京都内のホテルで、仙台出身の世界的タップダンサーの熊谷和徳とAKB48の岩田華怜を起用した「萩の月」の新CM発表会を開催した。同社は同日創立67周年を迎え、70周年に向けた新たなステップとして新CMを制作した。

 田中裕人社長は、「当社は本日、創立67周年を迎える。田中飴屋としてあめの製造販売を開始した。当時売りに行った母が明日も持ってきてねといわれ、そこから67年間、〈明日も〉という言葉を信じながら菓子を作り続け、常に挑戦し変化し続けてきた」と同社の歴史を説明。2人の起用については「仙台から世界に羽ばたく2人が、故郷を離れて活躍する姿と〈萩の月〉の触れ合いの中から生まれる価値を発信する。2人の活躍を通して宮城県の人たちに元気に頑張っていこうというメッセージを伝えたい」とCM制作意図を述べた。また、熊谷は「子どもの頃に必ずあった〈萩の月〉のCMに出演できて大変光栄に思う」、岩田は「子どもの頃にお弁当にも入っていた〈萩の月〉のCMに出演できることを光栄に思う。人生何があるか分からない」とそれぞれコメントした。

 「萩の月」TVCMは、同品の紙袋のグラフィックデザインを担当した画家の林静一氏のアニメーションのCMシリーズを88年から展開し、日本の伝統美などを表現したCMを5作ずつ展開。また、宝塚TVCMシリーズとして宮城県出身の宝塚歌劇団員が登場するCMを90年から展開し、現在、海隼人が出演するCMを展開する。

 新CMは、熊谷和徳の「NY」編と岩田華怜の「仙台」編を11月上旬から宮城地区で放映する。

 (青柳英明)

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