マーガリン類特集:加工技術で機能性大きく向上 コスト環境悪化、不十分な価格体系

乳肉・油脂 特集 2014.10.22 11086号 07面

 マーガリン・ファットスプレッドなどのマーガリン類は近年、加工技術を通じた機能性が大きく向上している。家庭用ではバター不足を背景に、今秋は需要増が見込まれるほか、フレーバータイプのアイテムが百花繚乱(りょうらん)。業務用では、パンや菓子など最終製品の食感・風味・老化防止を大きく向上させる重要素材として多岐にわたるアイテムが存在する。  一方、近年では原料相場の急騰・急激な円安転換、コンパウンド(バター配合のマーガリン類)におけるバターの調達難などに直面

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