「カルピス」が高齢者QOLを向上 心の健康にも寄与 カルピス発酵応用研究所が研究発表

飲料 ニュース 2014.11.24 11102号 02面
成果を報告する(左から)兼頭一司氏、谷川武教授、カルピス発酵応用研究所の内田直人氏、宮崎博所長

成果を報告する(左から)兼頭一司氏、谷川武教授、カルピス発酵応用研究所の内田直人氏、宮崎博所長

 カルピス発酵応用研究所(宮崎博所長)は愛媛大学との共同研究で、希釈タイプの乳酸菌飲料(コンクの「カルピス」)の継続的な飲用が、高齢者のQOL(生活の質)の向上につながることを見いだした。高齢化率40%で50年後の日本の縮図といわれる愛媛県越智郡上島町岩城島を対象に調査。その結果、体調だけでなく高齢者が生き生きと変化し、心の健康にも寄与することが示唆された。  同研究は、5日開催の第73回日本公衆衛生学会総会で発表した。“産・島・学”による取組みで、1

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