紅茶市場、環境悪化止まらず 三井農林、16年ぶり価格改定

飲料 ニュース 2014.12.05 11108号 01面

 紅茶市場の環境悪化が止まらない。原料茶葉のほぼ100%を海外に依存する特性上、為替と原料価格によって採算性が決定するが、共に急激な圧迫要因と化した。国産最大手「日東紅茶」を展開する三井農林は3日、16年ぶりとなる家庭用製品の価格改定を発表し、2月下旬から順次、茶葉製品の値上げを行う。嗜好(しこう)品の定番として、価値訴求につなげていく考えもあり、市場全体の底上げが望まれる。(村岡直樹)  対象となる

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介