アサヒ飲料、12年連続販売増へ 「成長戦略」「構造改革」2本の柱が奏功

飲料 ニュース 2014.12.17 11113号 02面
本山和夫社長

本山和夫社長

 アサヒ飲料は、12年連続の販売数量の増加に向け、ラストスパートをかけている。同社の1~11月累計販売数量は前年比1%増で推移。14年の清涼飲料業界が、最盛期での天候不順や消費増税による消費マインドの冷え込みなどの要因で、マイナス着地が見込まれている中、前年超えを達成しそうだ。「三ツ矢」「ワンダ」「十六茶」「カルピス」などのブランドを軸とした成長戦略と、最適生産物流体制の構築を図る構造改革の二つの柱が奏功しているため、売上げと合わせて収益性も順調に高まっているようだ。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら