全国醤油特集:消費回復へ明るい兆し 密封容器を中心に新提案

味噌・醤油 特集 2014.12.19 11114号 04面

 醤油市場は今年、出荷量の減少に歯止めをかけ、消費回復に向けた明るい兆しが久々に見られた。消費税の増税による仮需要が貢献したが、密封容器を中心とした新たな価値提案によって、反動減からの立て直しが早まった。業務・加工用でも価値訴求が進行。売価・収益アップと賃金・景気上昇を連動するという、食品業界全体のモデルケースを示しつつある。原料の高止まり、急激な円安、表示改定への対応、包装資材の高騰など生産コストの増加傾向は明らか。密封容器に続く商品・販売戦略のイノベーションが果たせれば、

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