国分、5期ぶり増益回復 低温・自社ブランドなど事業構造変革で

卸・商社 決算 2015.03.02 11147号 01面
國分勘兵衛会長兼社長

國分勘兵衛会長兼社長

 国分の前期(14年1~12月)決算は5期ぶりの増益に転じた。物流コストなど販管費は増加したものの、取引採算性の見直しや低温、自主開発商品などの強化で売上総利益を大幅に改善して増益へつなげた。一昨年来、食品卸は小売業からの相次ぐ見積もり合わせや人手不足に起因する物流コストの増大などで未曾有の収益不振に陥っているが、業界規模の減益トレンドからようやく脱した格好だ。(篠田博一)  前期連結決算は売上高1兆

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