国連WFP協会、「WFPエッセイコンテスト」作品募集 テーマは「忘れられない○○なごはん」

総合 キャンペーン 2015.06.29 11202号 04面

 国連WFP協会(安藤宏基会長)は「WFPエッセイコンテスト2015」の作品を募集している。締め切りは9月10日。今回のテーマは「忘れられない○○な ごはん」で、小学生(4~6年)、中学・高校生、18歳以上の3部門が対象。世界中で7億9500万人、つまり9人に1人が飢餓に苦しんでいる状況の中で、国連WFPは、途上国の子どもたちに学校給食を提供し続けている。

 同協会は今回のエッセイテーマについて、食事は空腹を満たすだけでなく、喜び、悲しみ、感動、癒やしなど、さまざまな思いが詰まった大切な瞬間を生み出す。作品を応募する皆さんも心に残るご飯について、さまざまな思いやストーリーをつづってほしいとしている。

 協力企業からは、応募1作品につき給食1日分に当たる30円が国連WFPに寄付される仕組みで、昨年は全国から1万3180通が応募。

 寄付金額は118万6200円に達し、3万9000人の子どもたちに栄養価の高い給食を届けることができた。

 〈実施概要〉▽テーマ=「忘れられない○○な ごはん」▽作品タイトル=自由▽部門=(1)小学生部門(4~6年生)(2)中学生・高校生部門(3)18歳以上部門▽応募期間=7月1日~9月10日必着▽応募方法=日本語記述、400字から800字まで。オンライン応募は専用サイト(http://www.redcup.jp/essay/2015/)にアクセスして送信。郵送の場合は、必要事項記入の応募票を添付し以下宛に送付。応募票は専用サイトからダウンロード可能。

 ▽問い合わせ・作品送付先=〒170-0013東京都豊島区東池袋1-17-8NBFビル8階、ポパル気付 WFPエッセイコンテスト事務局、電話03・3980・9030(平日午前10時~午後6時。正午~午後1時除く)▽各賞=WFP賞(最優秀作品)1人、小学生部門賞1人、中学生・高校生部門賞1人、18歳以上部門賞1人、審査員特別賞各部門1人、佳作各部門5人▽審査委員長=湯川れい子氏▽特別審査員=さかなクン、竹下景子氏、三浦雄一郎氏▽審査委員会審査員=本田亮氏、三國清三氏、御立尚資氏、国連WFP協会事務局長

 ▽発表=10月16日WFPエッセイコンテスト専用サイトで発表。WFP賞・部門賞・審査員特別賞受賞者には表彰式で賞状と賞品を進呈。佳作受賞者は郵送。

 (三輪周二)

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