リンゴ王国青森の真価(上)農家の心伝える独自の流通 販売額1000億円突破

生鮮食品 連載 2016.11.11 11441号 06面
リンゴ競売所の弘果弘前中央青果は、現物を見てその場で競り落とす勝負の場

リンゴ競売所の弘果弘前中央青果は、現物を見てその場で競り落とす勝負の場

120年続くリンゴ農家の植野純司氏

120年続くリンゴ農家の植野純司氏

 青森県は日本国内のリンゴ生産量の約6割を占める。農家が丹精込めてつくった高品質なリンゴが国内外で高い評価を得ている中で、それを支えているのが他県にはない独自の流通形態だ。同県のリンゴ販売額は2年連続で1000億円を突破。加川雅人青森県りんご対策協議会会長は「16年も1000億円達成を目指す」と意気込みを示す。リンゴ市場のさらなる拡大を目指す青森県の取組みを2回の連載で紹介する。(岡朋弘)  日本産リ

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