◇これからの時代の指針探る 昨夏の酷暑に伴う品質劣化と歩留低下に加えて、インバウンド需要増の影響で、米穀卸の在庫不足が深刻さを増す。7月には取引価格は94年の「平成の米騒動」以来の高値を記録。そのような中、愛知県北名古屋市のハナノキは前期(24年5…続きを読む
【東北】売場からコメがなくなるとの連日報道に、消費者の危機感が高まりをみせていたところに新米の発売。米どころ宮城でも待ちに待った日を迎えた。19日、みやぎ生協全49店舗では県産ひとめぼれの販売を開始し、多くの組合員が来店し買い求めた。販売価格は2kg…続きを読む
国産米の供給不足と価格高騰で、代替となる外国産米需要が急増している。現在わが国は外国産米を、ミニマムアクセス(MA)米の枠内で年間77万玄米t輸入し、大半が加工原料や支援用に使われている。そのうち主食用の枠でも約10万tのSBS米があり、人気白熱して…続きを読む
「かむこん」シリーズは、フリーズドライの専門メーカーであるアスザックフーズが手掛ける、味付けした国産コンニャクを乾燥させた素材菓子だ。“グミでもない、ガムでもない”新感覚の素材菓子である同品は、コンニャク原料で、罪悪感が少なくおいしく食べられるお菓子…続きを読む
包装米飯各社は、今夏のコメ不足による代替需要と価格の高騰に右往左往している。越後製菓は9月12日、主力の「日本のごはん」シリーズを緊急終売した。主食用精米の品薄による代替需要、南海トラフ地震臨時情報などによる備蓄需要の高まりで注文が急増。商品供給量の確…続きを読む
消費減から消費増、コメ余りから不足へと、情勢が急激に変化する日本のコメ。今後の食料、支える農業のあり方を大潟村あきたこまち生産者協会の涌井徹会長に聞いた。涌井氏は生産調整が行われていた時代に上限を超える量を生産し、独自の販路で販売。さらにコメ余りの時…続きを読む
越後製菓は12日、包装米飯製品・コメ製品の12月2日からの価格改定を発表した。対象は18商品で改定率は約12~15%となる。国産米の減収による調達難、価格の大幅上昇に加え、エネルギーコスト、物流費、包材費、人件費なども上昇していることから価格改定に踏…続きを読む
【東北】山形県の城北麺工が包装米飯の分野で存在感を高めている。自社商品が5アイテム前後なのに対して、相手先のPBの製造を手掛けるOEMは50アイテム以上と比重が大きく、「製造技術と対応力」(長橋史佳営業本部長)が支持されている。コメ不足を背景に急拡大…続きを読む
新進は9月から、新シリーズ「うまか」の3品と「トリュフ香るメンマ」=写真=を全国で販売している。 「うまか」シリーズは九州産干し大根や国産の葉唐辛子、キュウリなど素材にこだわった刻み漬け。弁当やおにぎりの具材と相性のよさをコンセプトにしている。 …続きを読む
たいまつ食品は今シーズン、三方組立済みで見栄えの良い海老飾りが好評だった鏡もち「謹賀新年」シリーズを刷新し、コンパクト化する。新たに小容量タイプも投入する。 三方組立済みだった同シリーズは、昨シーズンにテスト的に一部で「組立済みでない」タイプを販売…続きを読む