●高級スーパーで導入進む ベストプラネットは「乾物総合ファクトリー」を掲げ、メーカーとして蓄えた生産管理、品質管理、マーケティングのノウハウを融合したオンリーワン企業を構築している。今年7月、新社長に木村誠会長の娘婿である中島慶太氏が就任。「乾物業…続きを読む
●削り節値上げで販売量の減少カバー ヤマヒデ食品の2024年8月期売上高は前年比約10%増で着地した。削り節では4月に家庭用、業務用ともに昨年に続いて値上げを実施。販売量はやや減少したが、単価アップでカバーした。年々拡大する揚げ玉は毎年7~8%ずつ…続きを読む
●だしのコンサル活動でも成果 マルトモの今上期の削り節売上高は、前年比8%増で推移している。家庭用ルートでは「プレ節」に代表される高付加価値商品群の認知度が向上し、浸透したことや商品価格改定の影響もあった。また業務用ルートでは、だしのコンサル活動に…続きを読む
●付加価値型商品の強化へ にんべんは今上期(4~9月)、フレッシュパックが前年比3%増、削り節全体で同3%増で推移している。23年度はフレッシュパックが同4%増、袋物が同1%増で着地した。価格改定の効果はあるが、数量ベースでは前年を下回っている。 …続きを読む
ヤマキの23年度(23年4月~24年3月)の花かつお、かつおパック、混合削り節の実績は、金額ベースで前年比8%増、数量ベースで同5%増だった。花かつおは数量ベースで同6%増、金額ベースで同12%増、かつおパックは数量ベースで同4%増、金額ベースで同6…続きを読む
23年の花かつお・削り節市場は、価格改定の影響もあって金額ベースでは前年を上回ったが、数量ベースでは落ち込んだ。今期も原料となるカツオ魚価の高値が続き、各社の収益を圧迫している。コロナ禍を経て消費の二極化が進む中、個食・使い切りサイズの商品の好調が続…続きを読む
市販用冷凍米飯市場の4~9月は前年比2~3%増で推移しており、上期は好調だった。特に8月単月はコメ不足の影響で数量・金額とも15%以上前年同期を上回った。9月は落ち着いたものの、代替需要による特需の恩恵があった。下期後半戦は、前年の卵不足からの回復が…続きを読む
食品需給研究センターの冷凍米飯1~8月生産量は、前年比7.7%増の12万9124tと大幅に伸長。特に8月単月は14.4%増となった。保存期間が長いため、生産量=消費量とはいいきれないものの、市場の動きに連動している。 冷凍米飯はチャーハン・ピラフ類…続きを読む
冷凍米飯で、小型かつ高性能を可能にした設備の技術革新により、炊飯事業を展開する米穀業関連企業の間で、新たなビジネスチャンスを求めてこれに導入するケースが増え、各社とも長年の販売ルートやコメ加工のノウハウを生かし、積極的に展開している。特に強みの業務用…続きを読む
ニッスイの冷凍米飯カテゴリー23年度売上げは前年を超えて推移した。24年上期も前期に続いて前年を超え、市場を上回って推移している。 今年は「大きな大きな焼きおにぎり」が35周年を迎え、限定商品など展開し、冷凍米飯事業全体をけん引する。下期は引き続き…続きを読む