ガラス瓶容器の供給難が顕在化したのは、22年の後半から。それまでも値上げが相次ぐなど、決して穏やかな状況ではなかったが、現在は「お金を出しても買えない」(信濃産業)という。 「大容量製品向けの角瓶はまだ入手できているが、通常の偏平瓶は製造量も少なく…続きを読む
「ご飯のお供」を代表する、なめ茸。エノキ茸を醤油ベースで甘じょっぱく味付けしたポピュラーな味わいで、半世紀以上にわたり家庭の食卓などで親しまれている。その定番品が、変革期を迎えつつある。 なめ茸といえば、特徴的な偏平型のガラス製瓶容器を思い浮かべる…続きを読む
◆バリューチェーン集団に 知見と経験で競争力高める バローホールディングス(HD)の新社長に6月29日付で小池孝幸社長代行が就任した。同社は「コネクト2030~商品・顧客・社会を繋ぐ」を戦略目標とする中期3ヵ年経営計画の最終年度を迎える中、特に「デ…続きを読む
マックスバリュ東海は11月18日から約1ヵ月、岐阜県各務原市の東海学院大学健康福祉学部管理栄養学科の学生と共同開発した「三代目 生彩弁当」を発売する。 商品は、岐阜県各務原市特産の「各務原にんじん」を使ったオリジナル弁当だ。前回の生彩弁当シリーズに…続きを読む
名古屋市の札幌かに本家は10月31日、八事山興正寺本堂(昭和区)で、11月6日の松葉ガニ漁解禁に向け、恒例の「かに供養」を行った。今年で56回目を迎え、本堂にはズワイガニ、タラバガニ、毛ガニを供え、日置達郎会長をはじめ従業員約40人が集い、焼香した。…続きを読む
日清オイリオグループはこのほど、多様化する環境への価値観やニーズの新たな選択肢として、「キャノーラ油」「キャノーラ油ハーフユース」「ヘルシーごま香油」の紙パックタイプを発売した。 キャノーラ油は、酸化を抑え独自の「ライト&クリア製法」により、カラッ…続きを読む
宝酒造は8月、タカラ本みりん「贅沢米麹」〈国産米100%〉を新発売した。税別で500mlは354円、1Lは558円。 同品は国産米100%の安心感に加え、2種類の米麹を使用することで、コクとうまみを強化した。毎日の料理がさらにおいしく仕上がるように…続きを読む
平和堂は、11月24日に開店した名古屋市南区の元塩店を皮切りに、25年2月期は愛知県日進市を含めた3店舗の出店を控えている。強みのデリカをより強化した上で、愛知県内への出店を加速する。東海営業部の羽田野文博部長に聞いた。(後藤温子) --食品をめぐ…続きを読む
「冷凍」「冷蔵」「凍結」の三つの分野にわたって総合力を発揮する名古屋市の機械メーカー、ワタナベフードソリューションは5月、名古屋西インター近く(あま市)に新工場を設立した。そこでは製品製造とデモテストを行い、今後も高まっていくとされる「冷凍」「冷蔵」…続きを読む
名古屋商勢圏への域外小売資本の参入がこれまで以上に激しさを増している。一方、品揃えや価格訴求力だけでは、これまで固い支持を獲得してきた既存店との競争で生き残ることが難しい。加えて、中部地区の消費者は他の地方とは異なる購買行動を取るため、一筋縄では商売…続きを読む