◇土田伸一国内統括事業部販売マーケティング部長 ●需要喚起策を積極展開へ 味の素冷凍食品の4~9月期国内販売業績は減収増益。販売面は計画に届かなかった。売上げは、家庭用が数量ベースで苦戦したことが響いた。主力の「ギョーザ」の価格改定が影響するとと…続きを読む
◇熊谷賢一家庭用食品部長、金澤建支業務用食品部長 ●家庭用=「麺自慢」高い配荷率 業務用=すり身加工品伸びる 〈熊谷賢一氏〉ニッスイの9月期中間の単体・家庭用調理品売上高は、価格改定効果により前年比7%増の204億円。特に生活者の節約志向を反映し…続きを読む
◇清川吾朗家庭用事業部長、滝英明業務用事業部長 ●家庭用=需要創造の営業強化 業務用=付加価値商品づくり 〈清川吾朗氏〉ニチレイフーズの24年3月期第2四半期家庭用調理用品売上高は前年比6.1%増の416億8700万円と堅調に推移。利益も増益だっ…続きを読む
子どもから高齢者にまで愛される国民食「コロッケ」に並々ならぬこだわりを持つのが大阪に本社を持つ合同食品だ。22年前に就任した3代目社長の和田友宏氏は「コロッケには無限の可能性がある」と全国ご当地シリーズなど1500種類以上のコロッケを開発してきた。同…続きを読む
冷凍食品業界の23年は、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う人流増加により、業務用冷食を中心に需要が大幅回復した年であった。一方、家庭用は物価高を背景に、価格に敏感な生活者の節約志向の影響を受けた。事業環境として為替の円安、原材料費や動燃料費など…続きを読む
◇有力専業卸トップインタビュー 大阪府南部の泉州地域特産品である水ナス漬けで、トップシェアを誇る堺共同漬物。近年は野菜加工技術を生かして、ミールキットや野菜スイーツの開発にも注力する。「先代から受け継いだ水ナス漬けの事業を柱にしつつ、時代に合わせて…続きを読む
◇有力専業卸トップインタビュー 在京有力専業卸の東京中央漬物が元気だ。前3月期は家庭用市場の停滞にやや引きずられる格好となったが、今期は大きく息を吹き返している。9月に都内で開催した自社展示会でも、年末年始向け高付加価値商品やオリジナル商品のパプリ…続きを読む
◇有力専業卸トップインタビュー 丸越は8月、地元の和菓子老舗「松河屋老舗」と共同開発した新感覚銘菓「まるどら」を発売した。あんの中に特製のウリの粕漬けを入れ、これまでにはない味わいを実現。このような不易流行の姿勢で、市場の活性化を図っている。また、…続きを読む
人流が戻り、飲食店やインバウンド需要の回復がみられる漬物業界だが、同時に酷暑に伴う原料調達難やコストプッシュインフレ、円安の長期化により不透明感が増している。コストの価格転嫁による消費者離れを抑えるためにも、非価格販促や簡便性、高付加価値などの価値訴…続きを読む
農林水産省によると、2022年の全国の梅収穫量は9万6600t、前年比8%減だった。 収穫量1位の和歌山県は6万4400t、同5%減。2位の群馬県は、ひょう害の影響から3680tと前年を36%下回った。 次いで量の多い順に山梨県1710t(同16…続きを読む