伊藤園、お~いお茶「お茶で琵琶湖を美しく。」キャンペーンで売上げを滋賀県に寄付

飲料 キャンペーン 2019.04.19 11866号 07面
三日月大造知事(左)と本庄周介副社長

三日月大造知事(左)と本庄周介副社長

 【関西】伊藤園は12日、滋賀県立琵琶湖博物館(滋賀県草津市下物町)で、「お~いお茶」全飲料製品の売上げの一部を琵琶湖の環境保全活動に寄付する「お~いお茶『お茶で琵琶湖を美しく。』」キャンペーンで集まった寄付金620万円の贈呈式を行った。

 キャンペーンは、18年11月1日から12月31日まで実施。県が取り組む琵琶湖環境保全活動に同社が賛同し、期間中の関西2府4県における売上げの一部を寄付。08年から取り組んでおり、今年で11回目を迎えた。今回の寄付で寄付金の累計は1億0493万円となった。19年1月には同社社員と一般参加者計250人で琵琶湖周辺のヨシの刈り取りや清掃活動も行った。

 贈呈式では本庄周介副社長が三日月大造知事に寄付金の目録を手渡すと、お礼の感謝状などが贈られた。本庄副社長は「お茶で琵琶湖を美しく。キャンペーンは11年目を迎えた。20年、30年続けていきたい」とあいさつ。三日月知事は「11年目になる取組みで、多大な寄付をいただき心から感謝申し上げる。さまざまな形で大切に使わせていただきたい」と述べた。

 寄付金の贈呈式後には、琵琶湖環境保全活動の一環として、県により再整備された「下物(おろしも)ビオトープ」のオープニングセレモニーもあり、三日月知事、本庄副社長、橋川渉草津市長がテープカットを行った。

 (藤林敏治)

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