合食、加工用水産原料需給ひっ迫で養殖魚取扱い強化 未利用魚の開拓も

水産加工 ニュース 2019.02.22 11839号 07面

 合食の砂川雄一社長は15日、加工用水産原料の需給ひっ迫に備えて、養殖魚の取り扱い強化や新産地・未利用魚の開拓などを進めていく考えを示した。  昨年の水産加工業は、気候変動や資源管理などの問題を背景に、天然魚の漁獲量が減少。国産スルメイカは2011年の約20万tから約4万tと過去最低の数字を更新した。世界全体で見ると、天然魚の生産量は頭打ちの状態。一方で、世界人口は100億人を突破する勢いで増加を続けており、「加工用原料となる天然の水産物の需要と供給の

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら