日本ワイナリー協会、日本ワイン輸出拡大へ
代野照幸理事長
日本ワイナリー協会の代野照幸理事長(メルシャン社長)は13日、通常総会後の懇親会で、国産ブドウだけで造った日本ワインについて「国内市場だけで伸ばすのではなく、今後は輸出を拡大していきたい」と強調した。1日発効した日本と欧州連合(EU)の経済連携協定を受け、「輸出を力強く進めていく道筋ができつつある」と期待を示した。 今回のEPAは、EU側の規則で製造していなくとも、多くの国内向け日本ワインをそのまま自己証明を付けて輸出できるようになった。