台湾国際農業総合展(中)コメ消費減挑む 多用途利用と高付加価値化

農産加工 連載 2018.12.17 11809号 03面
加工品を含め価値訴求に努めた芳栄米廠のブース

加工品を含め価値訴求に努めた芳栄米廠のブース

 11月21~23日、台湾・高雄市内で開催された「台湾国際農業総合展2018」では、農業に関する諸問題の解決につながる取組みが紹介された。台湾と日本共通の農業問題である、コメ消費減に対応する米国関連企業のブースを紹介する。  台湾の昨年の1人当たり年間消費量は45.6kgで、ピーク時の141kg(45年)より3分の1まで減少。約半減した日本との比較で事態は深刻だ。だが、一昨年の45kgより若干上昇に転じており、要因は、米粉に代表される多用途利用という。

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