コメビジネス最前線特集:米粉動向=加工食品利用進み増加
日の本穀粉では、食文化の国フランスで普及イベントを開催
国内米粉産業が堅調に増加傾向にある。技術革新と用途拡大に向けた長年の努力が実り、多様な食品加工や惣菜、外食などで、使用が徐々に広がっている。
米粉産業の指標となる、原料米の生産量・需要量の推移をみると、17年度生産量は、2万8000tで、前年より1万t近く拡大。18年度も前年並みの約2万8000tを維持した。一方需要量は、17年度が2万5000tで前年比8%増、18年は同2桁増の約3万1000tとなる見通し(日本米粉協会試算)だ。