頑張る企業 対馬原木しいたけ(上)原木椎茸で地域活性化 120t生産に向けて再始動

農産加工 連載 2018.12.10 11806号 04面
次々に顔を出す原木椎茸。美しい模様がブランド名「華茸」の由来

次々に顔を出す原木椎茸。美しい模様がブランド名「華茸」の由来

ほだ場を案内してくれた木村一彦社長。アイデアマンだ

ほだ場を案内してくれた木村一彦社長。アイデアマンだ

 原木栽培にこだわり、雇用や新たな産業の創出に取り組む「対馬原木しいたけ」(長崎県対馬市、木村一彦社長)は、現在約50tの対馬産原木椎茸の年間生産量を2021年までに120tに増やす計画だ。今年3月、室内栽培施設の増設、原木育成管理場の新設、50t規模の冷却水槽を新設するなど約4億円をかけ再整備を行った。さらに、廃ほだを牛の敷料や肥料に活用するなど循環農業への取組みも加速。商談会などを通じた販路開拓にも注力し、目標の早期達成を目指している。2回にわたって同社の取組みを紹介する

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