名古屋駅弁の老舗・松浦商店、寿屋の事業譲受 リニア開業・駅再開発など懸念

 【中部】名古屋の駅弁を製造販売する創業90年超の老舗でスーパーや旅行会社、学校給食にも販路を拡大している松浦商店(名古屋市中村区、松浦英一郎社長)は3月1日、「ゆきこおばさんの台所」「焼売餃子の寿屋」のブランドで名古屋のスーパー、百貨店に出店し存在感を示す寿屋(名古屋市西区、川合哲治社長)の事業譲受を行う。本社工場の老朽化やリニア中央新幹線開業に合わせ新たな土地を探していた松浦商店と、主戦場である名古屋駅の再開発など先々の不透明感を懸念していた寿屋の思惑が一致した。

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