丹羽宇一郎著『習近平の大問題』東洋経済新報社刊

総合 新刊紹介 2018.12.28 11813号 07面

 21世紀の世界経済は、間違いなくアジア・ASEANがエンジンとなる。その中心には、GDP世界第2位の中国と第3位の日本が居なければならない--。(習近平の大問題=写真、はじめにから一部抜粋)  日本はわれわれの持っている、中国を含む各国への優位性を生かして国を成長発展させるべきであると指摘する筆者は、中国は距離的にも文化的にも欧米より近いことを挙げ、日中がお互いに偏った情報で反目し合っている余裕はないことを自覚すべきだと警鐘を鳴らす。

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