森永製菓、冷夏で「冷やし甘酒」苦戦も「甘酒」好調で穴埋め 猛暑到来、攻勢へ

飲料 ニュース 2019.08.02 11919号 02面
サンプリング日の7月27日は気温が上昇し「冷やし甘酒」には人だかりができた

サンプリング日の7月27日は気温が上昇し「冷やし甘酒」には人だかりができた

 森永製菓が、甘酒市場のトップブランド「森永甘酒」シリーズで展開する「冷やし甘酒」が冷夏で苦戦している。最大の需要期である7月の気温が梅雨明けの遅れなどの影響もあり低温で推移したことで前年を下回った。一方、低温の影響で7月では異例のホット需要が生まれ、「甘酒(赤缶)」の販売は好調で「冷やし甘酒」の販売減を穴埋めし、「甘酒」トータルでは、前年並みから微減と逆風の中健闘。気象庁は、7月29日に関東甲信越地方の梅雨明けを宣言。昨年に比べ30日遅い梅雨明け後は、猛暑が到来。同社では反

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