胃心伝真=天使の足跡

総合 コラム 2021.06.23 12247号 01面

 小学生のころ、運動会でよく晴れた秋の空を見ていたら、透明なタツノオトシゴがぷかぷか浮かぶ姿が視界に入ってきた。その後も青空を見ると出現するようになった。子どものころは「霊魂」だと信じていたが、大人になって「飛蚊症」という現象だと知った▼最近、放置された残土に雑草が生えた山を、夕日が照らす姿を見て、美しいと思い「残土富士」と名付けた。ネット検索してみたら、「残土富士」を愛(め)でるブログがヒットし、多くの事象には、名前が付いていることを再認識した▼洋生菓子メーカーのモンテール

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介