明治、健康寿命の延伸示唆 脂肪酸トリプタミドで確認

総合 ニュース 2022.08.10 12447号 07面

 明治と東京工科大学応用生物学部免疫食品機能学研究室の今井伸二郎教授、山梨学院短期大学食物栄養科の萱嶋泰成教授らの研究グループは2日、カカオ成分の一種である脂肪酸トリプタミドを摂取することで、生命維持に重要なサーチュインという酵素が特異的に活性化し、ショウジョウバエの寿命が延長することを確認したと発表した。
 この酵素の活性化は老化抑制に有効で、肥満や糖尿病などのメタボリック症候群の予防にも効果があるといわれている。超高齢化社会の中、当該成分を持つ食品

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