北海道産ワインの現況 日本を代表するワイン産地へ 全道に広がるワイナリー

酒類 ニュース 2017.11.17 11620号 12面
広大なブドウ畑での収穫~北海道ワインの直轄農場「鶴沼ワイナリー」=北海道ワイン提供

広大なブドウ畑での収穫~北海道ワインの直轄農場「鶴沼ワイナリー」=北海道ワイン提供

 【北海道】北海道は、後志管内余市町や仁木町をはじめ、空知や富良野、十勝など、ワイン産地としての集積が進んでいる。近年の温暖化に加え冷涼な気候、栽培・醸造技術の向上、製造免許に必要な醸造量を緩和する特区活用やワインの振興による地域活性化に向けた総合的支援なども後押しし、ワイナリーやヴィンヤードが急増。醸造用ブドウの栽培面積、生産量では長野県と1、2位を争うまでに成長し、産地としての存在感が一段と高まってきている。(長島秀雄)

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