食品産業文化振興会開催 農水省・黒石卓氏が講演 明治期の栄養状態、飢餓からの改善

 農林水産省食料産業局企画課企画官の黒石卓氏は、8日に東京・秋葉原で開かれた日本食糧新聞社主催の食品産業文化振興会で、「明治が目指した持続可能な国の姿が日本の食文化を変えた~明治維新から日本のSDGsを考える~」のテーマで講演した。黒石氏は「明治当時の日本の栄養状態は貧困による飢餓状態から、富国強兵策も影響したビタミンB1不足が招くかっけの流行、西洋食を取り入れたエネルギー重視からバランス重視への献立変更、女子教育強化の結果としての食文化普及など、さまざまな出来事を通じて改善

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