新宿駅前に和太鼓の音が響き渡った

　アサヒグループ食品は、「野菜を食べるスープ」をコンセプトに多彩なメニューを提案するカップスープブランド「おどろき野菜」のPRイベント「おどろき野菜のおどろき夜祭サンプリングイベント」を19、20の両日、東京・新宿ステーションスクエアで開催し、約2万1000個を配布した。

　カップスープが需要期を迎える時期に、ブランド認知拡大に取り組むことで、上期好調に推移した「おどろき野菜」ブランドのさらなる販売拡大を狙う。

　「おどろき野菜」ブランドは、2005年11月に発売。お湯を注ぐだけで手軽に野菜を摂取でき、味わいにこだわった多彩なメニュー提案とカロリーを抑えた商品を取り揃えたことが評価され16年1～8月の販売金額が前年比24％増と大幅に販売を拡大している。現在、厚生労働省が推奨する1日の野菜目標摂取量（350g）の3分の1量や2分の1量が手軽にとれる「具だくさんスープ」シリーズと春雨を使用した食べ応えのあるボリュームが特徴の「はるさめスープ」シリーズの2シリーズで展開する。

　サンプリングイベントは、祭りをテーマとしてメーンのやぐらステージとサンプリング用の屋台を用意し、サンプリング用の屋台では2日間で約2万1000個の商品のサンプリングを行った。メーンのやぐらステージでは、05年、東京大学で結成された和太鼓集団「彩」による生和太鼓演奏が行われた。このイベントのためだけのオリジナル演目「おどろき野菜音頭」が演奏されるとステージと会場が一体となり盛り上がった。

　（青柳英明）