森永製菓、“1チョコfor1スマイル”商品購入で支援 今年はSNS連動

菓子 キャンペーン 2016.12.16 11456号 05面

 森永製菓は、チョコレートブランド「ダース」の「ダースの日(12月12日)」に合わせ、今年度もカカオ生産国の子どもたちの笑顔のための商品売上げ連動キャンペーン「1チョコfor1スマイルキャンペーン」を12日から17年2月14日まで実施する。今回、新たにSNSと連動した寄付活動も展開する。

 同社は08年、創業110周年を記念したCSR活動として、カカオ生産国の子どもたちの笑顔のための商品売上げ連動型キャンペーンを開始し、国際NGOの協力を得て、対象商品1個につき1円をカカオ生産国における子どもたちの教育支援、およびカカオ農家の自立支援に充てる活動を行い、これまでに総額約1億8220万円を支援してきた。

 今年度のキャンペーンは、新たにSNSと連動したキャンペーンとしてスタート。対象商品の画像を撮影し、ダースブランドサイト内の専用サイトに投稿すると、画像投稿1枚につき1円がカカオの国へ寄付される。さらに1月16日から2月14日は、強化月間として対象商品を購入すると1円が寄付されるキャンペーンも並行して実施する。

 同キャンペーンは、多くの支持を得て開始から9年、継続して実施し、一昨年からは、支援地区で収穫されたカカオを使用した国際フェアトレード認証を受けた商品「1チョコfor1スマイル」も発売。

 同社では、この活動を創業者森永太一郎の「世界の子どもたちをお菓子で笑顔にしたい」という思いを具現化したと同時に、菓子を通して顧客と一緒に支援の輪(和)をつくる活動でもあるとして、今後も継続的にカカオ生産国の子どもたちの笑顔を増やすための活動に取り組む構えだ。

 (青柳英明)

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら