全日本パン協同組合連合会、総会開催 厳しい現状示す 中小製パン業者の苦境訴える機会に

小麦加工 総会 2017.06.05 11535号 03面

 全日本パン協同組合連合会(全パン連)の西川隆雄会長は、「現在約1500社の組合員が17年末には、約100社程度がなくなる」との現状認識を示し、その理由を「全国でヒアリングした際、廃業の話が多く出るようになった」と説明。さらに、文部科学省が東京書籍の小学1年生用の道徳副読本の検定で、郷土愛不足を理由にパン屋を和菓子屋に書き換えさせたとの問題について、「パン屋を和菓子屋に変更し検定を通過したということは事実であり、(その判断の背景には)“パン屋には郷土愛がない”という考えがある

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら