モンデリーズ・ジャパン、「リッツ」で地域貢献 地元名産と組み合わせ

菓子 キャンペーン 2018.05.18 11701号 08面
辺丙三社長(中央)、農水省食料産業局・西経子課長(中央右)と都道府県代表

辺丙三社長(中央)、農水省食料産業局・西経子課長(中央右)と都道府県代表

 モンデリーズ・ジャパンは、世界的なクラッカーブランド「リッツ」で、日本全国47都道府県の地域振興に貢献することを目指す。47都道府県の地元の人が選んだお薦めの名産品を使用した、「おつまみ オン・ザ・リッツ」メニューを紹介する「日本を、のせてみよー。おつまみ2018」キャンペーンを7日から開始した。同日東京都内で開催した発表会で辺丙三社長は、日本人の国内観光客が6億人を超えるなど増加を続ける中、同キャンペーンを通じて、国内の観光を活性化させることで地域振興に寄与する考えを示した。

 同社では、16年に「リッツ」ブランドを日本国内で展開して以降、「好きな食べ物」を持ち寄って自由に組み合わせる「好きなもの、のせてみよー。」をコンセプトに手軽に楽しめるリッツ・パーティーを提案してきた。17年は、全国各地の消費者が「リッツ」をより身近に感じられるよう、47都道府県のご当地食材と「リッツ」を組み合わせた、47種類の「オン・ザ・リッツ」レシピを開発し、「日本を、のせてみよー。」キャンペーンを展開した。

 辺社長は同キャンペーンについて、「サイト訪問率が、数十倍になった」として、大成功と位置付けた上で、18年は、おつまみをテーマにしたレシピ提案を行うと説明。「日本を、のせてみよー。おつまみ」では、昨年実施した「47都道府県の地元民がおススメするご当地名産品ランキング調査」で上位にランクインしたご当地食材を使用し、レシピは、フードスタイリストの飯島奈美氏が考案。レシピは、キャンペーンサイトで7日から公開。また、サイトでは、新レシピに合うアルコール飲料も紹介する。さらに、おつまみ「オン・ザ・リッツ」が自宅で楽しめる、豪華「ご当地ギフト」セットが当たるクローズドキャンペーンも実施する。

 発表会に出席した農林水産省食料産業局食文化・市場開拓課の西経子課長は、今回の取組みを「当省にとっても大変ありがたい取り組み」と感謝の言葉を述べた。さらに、47都道府県を代表して、秋田県東京事務所の菊池拓氏、茨城県いばらき夢ガイドの鈴木さやか氏、山梨県産業労働部の中村洋一氏、愛知県東京事務所の鈴木麻友美氏、福岡県東京事務所の光安佑貴氏らが出席し、地元の名産品やおつまみ「オン・ザ・リッツ」に合う酒などを紹介した。

 (青柳英明)

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