全国ビスケット協会、生産量減少は底打ち 関税段階的撤廃に懸念

菓子 ニュース 2018.05.30 11707号 01面
伊藤雄夫会長

伊藤雄夫会長

 全国ビスケット協会の伊藤雄夫会長(イトウ製菓会長)は、17年のビスケットの生産数量が、25万2000tで前年比2.2%減と2年連続で減少したことについて、「減少傾向は、底を打ち微増傾向に転じた」との認識を示し今後の成長に期待を示した。  一方、日EU経済連携協定(EPA)、TPP11協定(環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定)で、ビスケットの関税が段階的な撤廃が盛り込まれていることに懸念を示し、ビスケット原料の小麦粉、砂糖、油脂、

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