江崎グリコは、グローバル統一キャンペーンである「Pocky day Say Pocky Campaign」（写真）を10月20日から開始した。11月11日を「Pocky day」として16年からグローバル統一キャンペーンを実施している。今年は、昨年と比べて対象国が増え、タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、中国、台湾、米国、日本の計九つの国と地域でキャンペーンを実施している。

　キャンペーンサイトでは、「Pocky！」と言うと静止画写真が撮れ、ポッキーに特別なデコレーションを付けられるコンテンツを展開している。サイトでオリジナルの写真を撮ると10、11の2日間、大阪・道頓堀のグリコサインに表示されるチャンスがあるなど日本だけでなく対象国の中で中国、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、台湾など海外でもデジタル看板に表示される機会を用意。さらに、「Pocky day」の強化を図るため、今年は、中国の「アリババ」とコラボレーションした。

　また、10月20日にリニューアルしたポッキーのグローバルサイトでは、「Pocky！」と言った音声をAIが解析し、その感情に沿ったオリジナル音楽プレイリストをオススメしてくれるコンテンツも同時に公開した。

　同キャンペーンに伴い、笑顔研究の第一人者である菅原徹氏監修の下、大学生約200人に「Pocky！」の掛け声がどれだけの笑顔を引き出せるのかアンケートを実施したところ、「Pocky！」は「黄金比率の笑顔」を引き出す魔法の言葉であるという結果が得られた。同社では、「Pocky！」の掛け声から生まれる笑顔を通して、ポッキーのブランドメッセージである「Share happiness」を世界中に広げていく構えだ。

　（青柳英明）