◆シリアル食品特集:18年下期以降復調の兆し 19年新商品、新提案活発化

菓子 特集 2019.03.20 11851号 08面

 2018年の国内シリアル市場は、前年並みで推移したもよう。グラノーラの爆発的な急拡大にけん引された市場も17年には踊り場に入り、18年上期もこの流れを食い止めることはできなかった。グラノーラの停滞要因は、マクロ的には、各社増産体制を構築したことで、生産量が増加し、「供給不足」から「供給過剰」気味になったことによる。生活者の購買行動から読み解くと、トライアルからリピーターへの流れが一巡し、トライアル数が軟調に推移したことに加え、一部リピーターが離脱したことで成長が止まった。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介