ウム・ヴェルト、食品ロスを堆肥・飼料化 独自再資源化ループ構築

総合 ニュース 2017.04.05 11507号 02面
食品ロスを飼料化して与えられている提携養豚場の子豚(新潟)

食品ロスを飼料化して与えられている提携養豚場の子豚(新潟)

 関東近郊や新潟・愛知を中心に廃棄物再資源化に取り組むウム・ヴェルトは、真の「食品循環地域貢献企業」を目指す。食品工場や外食から排出される「食品ロス」を回収し、堆肥化や飼料化に向け独自のリサイクルループを構築する。2014年には農業生産法人を設立し、ネギやバレイショなど農作物を栽培、排出先の食品企業へ食材として出荷し、個別に契約栽培も開始した。昨年からは新潟の養豚場と提携し「食品ロス」の飼料化を実施している。17年秋には自社で5000頭規模の養豚事業も立ち上げる。同社では、高

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