日本食生活文化財団、シンポジウム「醤油の食文化を語る」開催 小泉氏ら講演

パネルディスカッション「醤油の東西食文化比較」のコーディネーターとパネラー

パネルディスカッション「醤油の東西食文化比較」のコーディネーターとパネラー

醤油についての思いを語る小泉武夫東京農大名誉教授

醤油についての思いを語る小泉武夫東京農大名誉教授

 日本食生活文化財団は11日、東京・上野精養軒で食文化啓発のため「醤油の食文化を語る」と題して東西食文化比較シンポジウムを行い約300人が集まった。前半は小泉武夫東京農大名誉教授が基調講演で「醤油への憧憬~この世に醤油がなかったら~」と題して講演。醤油への思いを「日本人のために日本人の手で醸(かも)され、日本の食文化を支えてきた。この民族の宝物だ」と語った。現在、国内消費量は減っているが「外国人が醤油の良さを分かり、諸外国で使用量が増えている」という。中韓産の醤油が格安で売ら

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