菊正宗酒造、純米樽酒を新発売 樽酒マイスターファクトリー11月にオープン
純米樽酒を手にする嘉納治郎右衞門社長(中央)と松永佳明取締役営業本部長(右)、樽を持つ田中伸哉取締役生産本部長
樽酒マイスターファクトリーでは、職人による樽づくりの様子を見学できる
【関西】菊正宗酒造は4日、瓶詰樽酒商品が発売50年を迎えたのを機に同商品を全量「純米化」し新発売した、と発表した。併せて神戸市東灘区の嘉宝蔵敷地内に樽酒の魅力を伝える工房「樽酒マイスターファクトリー」を11月下旬にオープンする。 新商品「菊正宗 上撰 純米樽酒」は、独自の酵母研究で生まれた「キクマサLA酵母」で、樽酒専用の純米酒を醸造。吉野杉の樽に一定期間貯蔵することで、やさしい口当たりながら辛口でコクのある味わいを実現している。アルコール分15%