みりん類・料理酒特集:和食人気で市場拡大期待 使用頻度増へ料理講習会など

調味 特集 2018.02.16 11662号 08面

 少子高齢化が進展する国内にあって、基礎調味料市場では明るい兆しが見えにくいのが実情だ。「みりん類・料理酒」カテゴリーでも、今後の伸長には多くを期待できない状況が長く続いてきた。特に家庭用市場では世帯人口の減少もあり、大容量品を中心に停滞傾向にあり、単身世帯の増加や量販店、CVSなどでの惣菜・中食市場の伸びで、家庭内調理を避ける傾向が一層、顕著になってきている。  だが13年に和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを契機に、風向きが変わった。和食の

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